理事長あいさつ

第58代理事長 木村 英勝

石巻青年会議所のホームページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

一般社団法人石巻青年会議所(以下JCI石巻)は20歳から40歳までの青年経済人が所属しており、地域の人づくり・まちづくりに取り組んでいる団体です。主な活動内容は会員を対象にした月に一度の例会の開催、サン・ファン祭り、石巻川開き祭り、北上川フェアなどの祭り事業、住民を対象にした公開の講演会を開催しております。各事業を通じて住民の意識を地域に向け、私たちの住み暮らす地域がより良い地域となる為に活動しています。また事業構築や委員会運営を通して会員の人材育成に積極的に取り組んでいる団体です。

青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を目指し、全国に691団体(LOM)存在し、会員数は約30000人所属しており、日本だけでなく世界的な組織です。現在、JCI石巻では60名の会員がおり、女性の会員も多く在籍しております。様々な職業の方が在籍し、40歳までという制限があり、役職は単年度制で多くの成長の機会があります。会議体として会議に重きを置き、限られた時間の中で行う会議において準備や段取りの重要性を学び、時間の使い方が上手になり、相手に自分の考えをしっかりと伝えられるようになります。また、現役の会員だけでなくOB会員との関わりも増え、地域の経営者の方々と接する機会が増え、人とのつながりが広がります。

地域のみらいについて熱い議論を交わしながら事業を構築し、それが地域の課題解決となり、地域貢献に繋がります。自分たちの力で新たな時代を築く為、積極的に活動して参ります。

一般社団法人石巻青年会議所 2022年度 理事長所信

【スローガン】
笑顔溢れる地域(まち)へ
~情熱を持ち行動する青年が未来を創る~

<はじめに>
 1951年、戦後の日本の復興を目指し、「行動をしていくのは青年の役目である」との信念のもと、同じ志を持つ青年が集い、日本青年会議所の運動が始まりました。そして私たちの住まう地域にも明るい豊かな社会の実現を目指す志高き先輩諸兄により、1964年6月23日、一般社団法人石巻青年会議所(以下JCⅠ石巻)は全国で291番目の青年会議所として創立され本年で58年目を迎えます。57年間の長きに亘り先輩諸兄のたゆまぬ努力と情熱で地域を牽引し築き上げてこられた歴史と伝統、地域の皆様との信頼関係に深く敬意を表するとともに、私たちJCⅠ石巻の礎を築いていただいたことに心より御礼を申し上げます。また、行政や各種団体、地域の皆様より私たちの運動に深いご理解とご協力を賜っておりますことに、心より御礼を申し上げます。私たちは先輩諸兄が紡いできた歴史と伝統、そして高い志を受け継ぎ、明るい豊かな社会の実現に向け、生まれ育った地域への愛情と愛着を未来のたからである子どもたち、そして地域住民へ繋いでいくために、責任感ある行動をしていかなければなりません。
私たちの活動エリアである石巻圏域では東日本大震災によって人口減少に拍車がかかり、少子化、高齢化、人口の地域間格差などの課題がより強く現れました。石巻圏域の人口は昭和60年をピークに減少が続き、現在、石巻圏域の総人口に占める高齢化率は33%を超えています。今後、人口や労働人口は大きく減少することが予測されています。さらに一昨年より猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により地域経済は大きな打撃を受け、新たな変異株も感染の広がりを見せ、終息の糸口はいまだ見えない状況になっています。新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの運動、活動にも大きな影響をもたらしました。その中でもJCⅠ石巻は歩みを止めることなく、今の時代に適した効果的な運動発信はなにか考え活動を続けてまいりました。このような情勢だからこそ、地域を牽引する青年団体である私たちは、率先して行動し、行政や各種団体、地域住民を巻き込み、魅力に溢れ、住まう人びとが誇れる地域を創らなければなりません。
2021年、復興五輪と題された東京オリンピック2020が開催され、宮城県内の会場でも熱い競技が繰り広げられました。日本は過去最多のメダルを獲得し、その姿は多くの日本国民に勇気と希望を与えました。東日本大震災から10年が経過し、復興を経て持続可能なまちづくりを目指す私たちは、創立当初の想いを胸に地域の為に何ができるかを考え、能動的に行動し、地域に勇気と希望を与えられるような運動を発信していかなければなりません。
2018年に東松島市、2020年には石巻市がSDGs未来都市に選定され、石巻市ではその構想が評価され自治体SDGsモデル事業にも選定されました。女川町では2021年、女川駅前商業エリアが国の重点道の駅「おながわ」として指定され、町の魅力を発信し、多くの賑わいを見せております。石巻圏域で持続可能なまちづくりが進む中、私たちは地域が抱える課題や問題を的確に捉え、その解決に向け積極的に行動することが大切です。地域を牽引する責任世代として情熱を持ち行動し、明るい豊かな社会の実現に向け、積極的に行動していきましょう。

<活気溢れるLOMの創造>
JCⅠ石巻は今日におけるまで、変化し続ける地域の課題に向けて、情熱を持ち運動を発信し続け、行政や各種団体、地域の皆様との信頼関係をより強固なものにしてまいりました。JCⅠ石巻の創立当初の精神である「この地域を牽引していくのは責任世代の我々青年である」という高い志のもと、活動を続けてこられた賜物だと考えます。JCⅠ石巻の存在意義をさらに高めていく為には、私たちの運動をより効果的に広く発信することが求められます。私たちはその想いを受け継ぎながら、時代のニーズを的確に捉え、地域のビジョンを描きながら、地域の課題解決に向けて運動を発信していかなければなりません。
JCⅠ石巻では近年、在籍年数の短い会員も増え、これまで紡いできた歴史と伝統や基礎的な部分における理解度の低下が懸念されます。先輩諸兄からの想いを受け継ぎ、JAYCEEとしての自覚を促す活動を引き続き行い、活動への意欲と意識を高めていきます。JCでは様々な職種や多様な考え方を持つ会員が集まり、運動や活動を通し、自己成長を促します。また単年度制を設けるJCでは、様々な役職を経験することで多くの成長の機会を促し、その経験は自身への大きな財産となります。まさしくJCとは人で人が磨かれる組織であると考えます。また、個の成長は組織の成長へと繋がります。会員一人ひとりが地域を牽引するリーダーとなるべく、自己成長に繋がる環境を整え、地域に必要とされる団体として組織づくりを行ってまいります。

<会員拡大運動と資質向上>
会員の拡大はJCの基本運動であり、創立当初から続く組織の根幹をなす継続的な活動です。継続的に会員を拡大できなければ、会員数は減少の一途を辿り、私たちの行う運動や発信力に影響が出てくることは言うまでもありません。現在、会員数が減少し、活動に制限を受けるLOMは日本国内に多く存在します。私たちの運動の根幹となる会員拡大運動を進めるにあたり大切なことは、私たち一人ひとりがJAYCEEとしての自覚を持ち行動することが重要であると考えます。地域を共に考え行動する同志が多くなれば、私たちの運動はより広く効果的に発信され、組織の成長に繋がります。運動を継続的に発信し続けるためには、私たちの理念に共感し、共に行動する同志を一人でも多く増やしていく必要があります。
JCに入会する理由は人それぞれですが、運動や活動、人との出会いや自己成長を通し、誰かの為、地域の為に行動をしようという価値観に変化していくはずです。JCは入会していただいた会員の意識変革を促し、自己研鑽によって地域を率先して牽引する若きリーダーへと導く組織です。個人の成長は組織の成長へと繋がり、さらに魅力ある組織として地域が誇れる団体へと発展していくと考えます。会員一人ひとりがJAYCEEとしての誇りを持ち、組織一丸となって積極的に会員拡大運動を推進してまいります。

<活気と笑顔溢れる祭りの創造>
石巻圏域最大の祭りである石巻川開き祭りにおいて、JCⅠ石巻は地域に活力を与える場として創立当初より参画しており、市民参加型の祭りを目指し、川開きみこし大行進など多くの事業を展開してきました。2006年からは縄張神社奉納大縄引き大会を継続事業として開催しており、参加したチームが情熱溢れる試合を繰り広げ、沿道で観戦する多くの参加者に祭りの活気と笑顔をもたらしました。石巻川開き祭りは新型コロナウイルスの影響により2年連続中止となってしまいましたが、本祭が中止となる中でも、どのように地域の魅力を発信できるか議論を交わし、形を変えながらも事業を展開してまいりました。制限がある中でも、運動を発信し続けることが、地域を牽引する責任世代である私たちの役目だと考えます。地域住民からは石巻川開き祭り開催への期待が高まっていることを、事業を通じ認識しました。各種団体と協働し、地域の歴史、文化、そして魅力を力強く発信する場を構築してまいります。
また、本年で29回目を迎えるサン・ファン祭りは先輩諸兄が関係団体とともに地域住民手作りの祭りとして立ち上げられました。支倉常長ら先人の歴史的偉業を称えるとともに、私たちが住まう地域の素晴らしさを認識する場として、これまでに多くの地域住民に笑顔をもたらし、活力を与え続けてきました。また、次代を担う子どもたちの情操を培う貴重な機会でもあります。復元船サン・ファン・バウティスタ号を観覧することはできなくなりますが、これまで紡いできた歴史や文化を次代に継承する重要性を受け止め、関係団体とともに新たな祭りの在り方を模索し、地域のたからを未来に繋いでまいります。
この2つのJCⅠ石巻が参画する祭りは地域の歴史や文化を力強く発信する場であり、この地域に住まう地域住民の誇りや郷土愛を醸成する貴重な機会です。まちづくり運動を推進する団体として、関係団体との連携をより強固にし、情熱を持ち率先して行動することで、活気と笑顔溢れる祭りを創造してまいります。

<地域の魅力の創出>
現在、少子化、高齢化による労働人口の減少など、私たちが住まう地域も様々な問題に直面しております。地方の衰退が進む中、全国各地では地方活性化に向けた多くの取り組みが行われています。地域住民が誇れる活気溢れる地域へ進化させる為には交流人口を増やし、地域経済を発展させることが重要になると考えます。その為には地方特有の魅力を認識し、圏域内外へ広く発信する必要があります。私たちが暮らす石巻圏域には、豊かな自然がもたらす農産物や水産資源、歴史ある文化や伝統など多くの魅力に溢れています。この地域を牽引する責任世代である私たちは、住まう地域の魅力をしっかりと認識し、新たな魅力を創出し、地域に向けて発信しなければなりません。新たな価値を持った魅力の発信は、人とひと、人と地域、地域と地域を結びつけ、地域住民が誇りを持てる地域へと繋がります。さらなる活気溢れる地域を目指し、新たな地域の魅力を発信できる事業を構築してまいります。

<地域の未来に向けて>
 未来のたからである次代を担う青少年の育成は地域を牽引する私たち責任世代の重要な役割だと考えます。JCⅠ石巻はこれまで多くの青少年事業を展開し、青少年育成に尽力してまいりました。地域に根差したまちづくり運動を展開する私たちは、生まれ育つ地域に郷土愛を抱く青少年を増やしていく為に、地域の未来を考える機会の提供や地域の溢れる魅力を発信する場を創造しなくてはなりません。
2016年よりJCⅠ石巻は石巻市と協働し、学生を主体とした政策コンテスト事業を開催してまいりました。これまで多くの学生チームが参加し、行政や関係団体などと地域の課題を共有し、自らが住まう地域の未来を描いてきました。これまでも若い世代の多様性溢れる発想力は地域の新たな可能性を創出する糸口となってきました。若い世代が希望を持てる明るい未来に向けて、私たちが青少年とともに行政や関係団体と協働する姿が、新たな地域の魅力として輝きを放つ場を構築してまいります。
少子化が進み、これからの地域を担う若い世代が減少する中、新型コロナウイルスの影響を受け、地域の子どもたちも様々な制限を受けながらの生活を余儀なくされています。子どもの頃に経験した思い出は、いつまでも胸に残り、生まれ育った地域への帰属意識を高めます。そして、地域に生まれ育つ子どもたちが地域(まち)の魅力に気づき成長することは、次代を担う人材の育成に繋がります。子どもはその成長過程において様々な経験を通じ、協調性や思いやりの心を養います。地域の未来に向けて、子どもたちが地域の魅力に触れ、郷土愛を育むとともに共助の心を醸成する青少年事業を行ってまいります。

<効果的な広報活動とWEBの活用>
現在、私たちの運動や活動を地域住民に広く知ってもらうために、広報誌の発行、SNS
とWEBを活用しております。年齢層に合わせた情報発信は、情報をより迅速に届けるだけでなく、私たちの活動や運動への理解を深めることに繋がります。JCⅠ石巻では一昨年より、新型コロナウイルスの影響を受け、WEBを活用した会議や例会、事業を構築してまいりました。情勢に合わせ、新たな手法を早期に取り入れたことで、組織として見識と可能性を広げることに繋がりました。昨年開催した対外向けの事業においても、WEBを活用したことでより多くの地域住民に私たちの運動を発信することを可能にしました。またWEB広告を利用し、年齢層を絞ったアプローチの実績も伴ってきました。引き続きより効果的な発信方法を模索し、精度の高い広報活動と事業構築を行ってまいります。

<結びに>
 私は石巻に帰省して2年目の2015年に入会させていただきました。入会当初はどのような活動をしているのかも詳しく分かりませんでしたが、尊敬する先輩や同期の仲間に支えられ、徐々に活動への理解を深めることが出来ました。先輩諸兄をはじめ同期の仲間達が地域の未来を考え、率先して行動する姿を目の当たりにして、私もまちづくりへの思いが強くなりました。志を同じくする会員と議論を交わし、事業を構築していく中で、多くの学びを得ました。役職を経験した際には、多くの仲間に支えられ、自己成長に繋がる機会をいただきました。私たちJCⅠ石巻は地域の未来を創る団体です。明るい未来に向けて地域を牽引することは責任世代である私たちの責務であり、その為には、情熱を持ち積極的に行動しなければなりません。先輩諸兄が地域に向けてこられた熱い想いと、歴史と伝統を受け継ぎ、同志とともに地域の未来を描き、組織一丸となって活動してまいります。

笑顔溢れる地域(まち)の実現に向けて、情熱を持ち行動していきましょう。

<基本方針>
1.積極的な会員の拡大
2.活気と笑顔溢れる祭り事業の創造
3.故郷の魅力を創出する事業の推進
4.会員の資質向上に繋がる例会・セミナーの開催
5.地域の未来に向けた青少年事業の推進
6.効果的な広報活動と発信・情報公開
7.会員相互の情報共有と親睦交流

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